この記事では料理研究家のはらぺこグリズリーさんの「世界一美味しい手抜きごはん」を読んで、実際に10品くらい作ってみての感想です。
以前に雑誌のレタスクラブに掲載されていたレシピで「手羽元のさっぱり煮」というものを見た時にはらぺこグリズリーさんを初めて知りました。書店でこの本を見たことがあって気になっていたのですが、だいぶ時間が経ってしましましたが、この前の年末に購入して、読まさせてもらいました。
2019年に発売された、はらぺくグリズリーさんの第2作目のレシピ本です。料理レシピ本大賞を受賞したくらいですので、知っている方も多いのではないかと思います。
内容の構成
「人気ごはん、おつまみ、麺類、おかず、ごはんもの、一品料理、カレー、スイーツ」というジャンルに分かれていて、表紙に書いてあるように100個のレシピが載っています。
料理工程の一つ一つで写真やイラストが載っています。文字の量がかなり少なく、読みやすい作りになっていると思います。
特徴
日常的に使う調味料や食材を使用しています。日常はあまり使わないような食材は、他のもので代用しています。例えばパエリアはサフランではなくカレー粉とかコンソメ顆粒を使っていたり、パスタのジェノベーゼは大葉を使っていたりします。
また、本のタイトルのとおり、普段は手間のかかる料理を手軽に作るレシピも多く載っています。例えば、豚の角煮を電子レンジで作るとかです。
この本の冒頭にも書かれているのですが、手間のかかる料理を手軽に日常的に作れるようにしたり、自炊を始めたいという初心者でも美味しくつくりたいというニーズを意識して書かれているようです。
気に入ったところ
全体的に調理時間が短いものばかりなので、時短料理好きとしてはだいぶ助かります。時短料理のレパートリーが増えました。
また、他にも個人的に気に入ったのは「人気ごはん」「おかず」「おつまみ」の章です。メインの一品を手軽に作るという内容より、副菜を楽に作って代わりに品数を増やし、作り置きにも取っておくという自分のニーズに合っているからです。
まだ作ってはいないのですが、スイーツの内容にも興味があります。スイーツって手間がかかるイメージなので、どんな感じになるのか実際に確かめてみたいって思ってます。
何かの参考になると嬉しいです。
では。