この記事では娘のお箸トレーニングで買ってみた「マナー豆、匠」のレビューに関する記事になっています。
我が家では、お受験の対策の一環で、お箸のトレーニングをしました。最終的にはお箸を使うような作業を本番で求められることはなかったですけれども。ただ、受験云々関係なく、お箸のトレーニングはしておいてよかったと思っています。ユネスコで和食が無形文化遺産に登録されましたし、キレイにお箸を使えるのって和食のマナー的にもよいのかなと思っています。あとは、指先を使うと脳の発達にも良いのだとか。本当かは知りませんが。
ちなみに、海外では外科医になるのに最低限必要な手先の器用さは、お箸が使えるくらいの器用さで大丈夫と言われているみたいです。日本人は誰でもなれますね。(笑)
「匠」とは
株式会社アイアップが2008年7月から発売している、お箸のお作法を遊びながら学ぶことができるおもちゃです。中に入っているものは
- ひよこ豆とうぐいす豆を模したおもちゃの豆(黄色と緑の2種類)
- お箸 2膳
- お箸のお作法説明書
- 入れ物
入れ物も重箱のようなデザインで和のテイストを残しているところや、豆もかわいくて、個人的にはデザインも好きです。
遊び方
基本的にお箸を使って、豆を運んで遊ぶことになります。
箸はこび
二人でおこなう、入れ物から入れ物まで箸を使って豆を運ぶ競争。昔も大豆でやったことありますが、あんな感じです。
盛り付け
マス目の入れ物の方に、豆を一マスごとに入れて並べていく競争。
はさみ豆
マス目の入れ物と豆を使った、はさみ将棋の駒が豆に変わった遊び。豆を運ぶのはもちろん箸で。
やってみた感想
お箸の使い方がまだ拙い娘と一緒に楽しく遊ぶことができました。お箸を習いたてのお子さんには難しいと思うので、ある程度お箸が使えるようになったお子さん向けです。あと、お箸の持ち方がきれいになったかというと、残念ながらそうはなりませんでした。(笑)
これを買ったのは娘が確か5歳の頃だったと思います。食事でお箸は使えてはいましたが、キレイな持ち方ではありませんでした。まだお箸の使い方に慣れていない感じも残るくらいでしたが、かろうじてこのおもちゃで遊ぶことは可能でした。
ただ、持つのが簡単な豆に限ります。この中の豆はおにぎり型、ひょうたん型、丸型、エンドウ豆型という4種類の豆がありますが、おにぎり型と丸型は本当に持ちにくいです。大人でもちゃんと持つのは難しいです。なので、そんな難しい豆はお箸ですくうようにして運んでいました。すくい箸はマナー的にはダメみたいなんですが。
難しい豆は持てないのですが、簡単な豆を持つ精度とスピードは上がった気がします。遊び感覚なので、娘も何回もやってくれますし、そこが一番良かったポイントかもしれません。
娘も大きくなってきて、今はこれで遊ぶことは多くはありませんが、大人同士でも遊べるようなおもちゃですから、おもちゃを出してくれば遊んでくれます。大人もお箸トレーニングになりますよ。
では。