Dr. Jの仕事と子育ての記録

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【雑談】医者になって、医療ドラマを見て思ったこと

この記事では、医者になってから見た医療ドラマの感想などについて書いてます。

 

医療ドラマにハマっていた学生時代

学生の頃にやっていた救命病棟24時とか白い巨塔とかは全話見るくらいハマってましたね。江口洋介唐沢寿明かっこよかったです。医学部目指すくらいですから、医療の分野にも当然興味があって、医療ドラマは他にも見てました。

 

やっぱり、医療を知って見る目が変わった

働き始めてからは、テレビを見る時間があまりなくなったので、しばらくは医療ドラマを見る機会はなかったのですが、たしか医者になって3〜4年目くらいだったでしょうか、ドラマの「医龍」をたまたま見た時のことです。自分の変化に気が付きました。

ドラマの世界感に入り込むことができない。

俳優さんの演技とドラマのストーリーの面白さで、その世界観に入り込むことができても、ふとした演出や小道具の違和感に白けてしまうということが起きてしまいます。例えば、主人公の外科医が神妙な面持ちで目を閉じて精神を集中させる、渾身の一太刀で皮膚切開から始める。手術の場面を盛り上げる演出なのかもしれませんが、こんなよくあるようなシーンも違和感を感じてしまう。

理由を説明すると、手術ではいわゆる山場と呼ばれる重要な場面がいくつかあるんですが、それはもっと手術の中盤以降で、最初の皮膚切開はリラックスモードで始まります。何時間も集中し続けるなんて無理ですからね。盛り上げる演出で、私は「多分手術の重要な局面が来るんだろうな」と思わせておいて、まさかの皮膚切開という落差を感じるわけです。

「ストーリーが現実的ではない」これは架空の物語であれば当たり前ですし、何も違和感を感じないのですが、演出と設定のイメージとずれてしまうと、その世界にのめり込めないことがわかりました。例えば、ホームドラマで平凡な家庭のお出かけシーンで、みんなでフェラーリに乗ってお出かけする演出だと、なんで?ってなりますよね。そんな違和感。

 

ただ、以前に流行ったドクターXは面白かった!監修がしっかりしていたのか、演出に違和感を感じることがあまりなかったんですね。昔のドラマよりも、最近のドラマの方がより、現場に近い演出になっているような印象を受けます。

 

ただ、最後に、これは個人的な感想だと思って下さいね。w

では。